監督方針


2025年4月
甲南大学体育会バドミントン部
監督 岩部 吉博

 

 監督方針

 

1.     チームの理念

「主体的に考え、相手を思いやる行動ができる人への成長」

勝利のみを目指していく勝利至上主義の考え方ではなく、選手一人ひとりが考える力を持ち、バドミントンを通じて成長できる環境を全員参加で作り上げていく。

また、学業と競技の両立に真摯に向き合う事で、将来の可能性を大きく広げる事ができる。社会人になる前の大事な4年間と捉え文武両道を意識し、自ら計画性を持ち行動する。

 

2.     指導方針

    学生一人ひとりが練習の意図を理解し、自らが学ぶ姿勢を常に持つように指導する

    指導者と学生がしっかり対話しながら共有意識を持ち活動する

    試合後の課題をそのままにせず、選手が自ら分析し改善に取り組むよう指導する

    競技力向上を目指すとともに、全員がチーム運営に貢献することを通して、社会の変化に対応できる人材育成を目指す

 

3.     戦績目標

男子:関西学生リーグ戦 1部優勝・全日本学生選手権大会 ベスト4

女子:関西学生リーグ戦 1部3位・全日本学生選手権大会 ベスト8

  

4.     監督としての姿勢

    選手ファーストで活動することを前提に、選手の成長を支える存在となる

    競技力向上だけでなく、人間的な成長も重視する

    楽な道を選ばず、地道な努力の先に成長が待つことを学生に伝える

 

常に現状の課題を自ら理解し、自らが考えて行動に移せるかが重要だと考える。

勝利至上主義の考えをもたない=勝利を諦めるということでない。スポーツの醍醐味は勝敗を競い合い、真剣勝負の末に味わう達成感や充実感を得られる事だと思う。

地元に愛され、誰からも応援したいと思われるようなチームへと成長し、勇気と感動を与えられる存在を目指して活動していこう。

その事を念頭に、バドミントンでの学びを人生の糧にしてもらえることを学生には期待する。

 

以上